哲学の先生と人生の話をしよう

 読了!本当は昨日読み終えてるはずだったのに、眠くて今日になってしまった。
 読みながら何度も身悶えした。特にメタ自意識といってもいい、学生の話出た時には恥ずかしさのあまり、顔から火吹きそうになった。
 あとがきで、國分さんが相談者の文面を哲学者の文面を読む気持ちで的に書いていたのだが、やはり読解する!ってのが重要なんだなと。
 あと、読んでいて思ったのが、ありきたりの相談だなと思っていたものが、相談の内容にディテールが見えない的に指摘されてる人がちょくちょく見受けられたのだが、そういう人たちに共通してたのが自分しか見てない!それを何度も目にしてハッとしてしまった。
 オレはよく相手の事が分からないと思うことがあったのだが、それは自分じゃないから当然とおもう節があるのだけど、この本を読んで違うんじゃないかなって。ただ単に自分しか興味なくて相手見てないのではないのかなって。
 うすうす感じてはいたんだけど、それを目の前に突きつけられて……困惑すればいいのだけど、この本には解も載っていてとりあえず人に話してみたりとか。
 なんとなくこうしてみよう、こうすればいいのかもしれない、やってみよう!って納得できる。
 哲学ってなんだろ?何に役にたつんだろ?バートランド・ラッセルが哲学は人を幸せにする為にある!って言ってたのが、國分さんを通して体感できた。